カジノIR法案可決でギャンブル黄金期の幕開けの3本柱
安倍総理のカジノ法案を批判する蓮舫、2011年の民主党政権下でカジノ解禁担当大臣だったことが判明 @netgeek_0915さんから https://t.co/kVtN5MdFWH
— ケント・ギルバート (@KentGilbert01) December 13, 2016
今国会で討論されているIR法案可決について、議論自体の時間が短すぎとか自民党と民進党の攻防が続いているとか言っています。
自民党が推し進めるカジノIR法案って、そもそも2011年に民主党政権下で蓮舫さんあなたカジノ解禁担当大臣だったじゃないですか!
ということは今議論されている内容は自民党の考えに全てNOで返したいだけという考えに落ち着きます。
もう誰が止めようと国会でここまで大きく膨れ上がった議題に関して誰も止めることはできません。
目次
カジノ上陸で日本のギャンブルはこう変わる
少なくとも2020年の東京オリンピックかその1~2年後には日本のどこか(多分東京か大阪が有力)でカジノの大型複合施設がオープンするでしょう。
テレビではやたらと依存症問題を取り上げていて、わざわざ韓国まで取材に行きギャンブル=依存症というイメージを国民に植え付けてるに過ぎません。
日本にカジノができたくらいで国民の依存症が深刻化するわけでは無いのです。
カジノ云々の話ではなく、日本にパチンコという公営ギャンブルが各地にあること自体他の国に行けば異常なのです。
世界と日本のギャンブル依存症の数の比較
日本…5%(厚労省データ)
アメリカ…1.6%
韓国…0.8%
香港…1.8%
先進国というくくりで見ても2%に留まる。
いかにギャンブル依存症が多い国か、今後カジノが浸透しても依存症に関してはパチンコの方が影響力があると言えます。
今ある公営ギャンブルはなくならない
カジノはリゾートという要素が強く、自宅の近所にあるからと言ってジャージ姿で行けるような場所では無い。
それに引き換え既存の公営ギャンブルは間違いなくギャンブラーにとって最も身近で、少ない金額で夢を見させてくれる
魔法のような場所である事に違いは無い。
パチンコ屋の数が年々激減しているとは言え、完全に日本から消滅してしまうことは非常に考えにくい。
そもそもまだ日本人の出入りが可能かどうかの議論もままならないカジノより、日々の興奮を味わえる手短な
ギャンブルに心は揺さぶられるのです。
知れば行きたくなるカジノの還元率
還元率を意識した事はありますか?
という質問にパチンコやスロットをメインでしている層に聞くと、それほどこだわりを持っていない事が判明。
それは今までカジノの還元率の良さを味わった事が無いから。
カジノの還元率を知れば国内の公営ギャンブルはアホらしくなってしまう。
カードや、ルーレット、スロットなどカジノと呼ばれる全てで還元率は90%~95%と高い還元率は世界中どこのカジノを見てもさほど変わらないのです。
日本に新たにできるカジノがもし還元率80%を割るような場合、海外客層からは相手にされないでしょうね。
カジノ慣れした海外客であれば、還元率はギャンブルをする上で大事な要素になっていますからね。
一夜で億万長者も夢ではないカジノ
国営ギャンブル慣れしているとカジノで勝った時のあの高揚感は忘れられないものになってしまいます。
一夜にして億万長者も夢では無いのですから。
今の時点でもし国民がカジノに出入りできたとしても、入場料で8,000円ほど最初に徴収されるなど様々な規制はあるはずなので、
億万長者になる最初のハードルはかなり高いと言えます。
マカオに次ぐカジノ1兆円規模の市場に投資家の注目は熱い
世界で最もビッグなカジノ市場はどこだと思いますか?
すぐに思い浮かぶのは、ラスベガスかもしれませんが、実際1位の座に君臨するのはマカオ(中国)です。
何故か?
それはカジノビジネスの収益構造は、カジノだけでは無いからです。
飲食やショッピング、イベントやショー、ホテルなどで構成されています。
マカオが1位に君臨し続ける理由はカジノ構成比がシンガポールやラスベガスに比べてダントツだからです。
日本は世界2位の市場規模になる予定
今後の見通しとして日本のIR市場はラスベガスやシンガポールを抜いてマカオの次くらいになると投資家が予測しています。
すでにマカオのメルコ・クラウン・エンターテインメントは50億円の投資計画をしているという情報もあります。
その他、ラスベガス・サンズや、MCリゾーツインターナショナルも数億円規模で投資計画を進めいるようなので、
カジノだけに留まらず、複合施設としてとしの魅力が世界に広まる事が予想できます。
富裕層をターゲットにするのはデメリットを生む
マカオ、シンガポール、韓国と次々にアジアでカジノが浸透しているイメージがある一方で、
見方を変えれば中国人富裕層が移動しただけ。という見方もできるのです。
今後アジア圏で富裕層の取り合いという事も考えられます。
ここで日本がカジノ市場に参入したとしてもカジノだけで収益を得ようとしてもこのビジネスモデルは数年で通用しなくなるでしょう。
カジノがアジアに出来すぎている。
そう思いませんか?
だからこそ複合型リゾートして見誤るとどこかの国のように収益を得られず雇用も一時的な物に終わってしまい、
国民を露頭に迷わせてしまうことになりかねないのです。
収益構造を既にあるカジノリゾートを真似るのでは無く、日本独自の強みのもった複合型カジノリゾートにする必要があるのです。
今後の動きに注目です。